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2013年06月04日

悪い家相C

その後も私の家では誰もいない二階で誰かがあるく現象は続いた。明らかに人が歩いているのである。家族一人づつそれを聞き、皆一様に二階に木刀を持って上がったが。すべて人はいなかった。

やがて、みな慣れてしまい。

「ああ、また歩いているわ。」

と言って無視するようになった。

まあ、そういう霊感の強い人間には、似たようなものが寄ってくるもので、弟の友人に家相を見る人間がいた。霊的なものの弊害を家相を見て導き出し、祓いをする仕事をしている家だ。

そこの息子が友人になっていた。弟は彼に間取り図を描いて見せた。
すると、彼は

「これ玄関から二階の天井が見えないか」

ときいてきた。その通りだ。と答えると

「廊下の突き当りの奥の間に掛け軸かなんか置いてないか。」

と聞いてきたその通りあるわ。

「あのなあ、裏鬼門の玄関から天井が見える家はアカンのや。しかもこの家廊下が一直線に真っ直ぐやろ。それで奥の間にか掛け軸がある。しかもこの部屋の一部は鬼門にかかるとなると、ここにあの世とこの世のつなぎ目ができる。」

弟は真っ青になって聞いた。

「そして、幽霊は玄関から入って廊下を通って、この部屋の掛け軸からあの世に入る。それで、この廊下の両脇の二つの部屋、ここが幽霊の休息場所になってここに頻繁に出てくるはずや。」

て〜〜、今、寝てる部屋やないかい。その日弟は青ざめて帰ってきたが、父親が

「何が幽霊が怖いじゃ、生きてる人間のほうが怖いわ、お前ここにいてあいつらに何かされたか。危害加えるどころか、お前らは守ってもらってるかもしれんわ。」

と一蹴し、住み着いた幽霊たちは家を守る幽霊として、ともに暮らすことになった。以後適当に遭遇はしたが、私たちは別段何もせず、そっとしておいた。

いま、家相の悪い実家は取り壊し、今は一部の幽霊が私の家に住み着いている。

posted by amanouzume at 13:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月01日

悪い家相B

聞いてみると姉はかなりこういうことに遭遇していた。これまでは不思議だったが、私か弟のどちらかが目につくところにいて、じゃあ、あっちが・・・。

ということで無理やり納得させていたらしい。姉が霊感を持ち始めたのは中学生になったころからで、時々家の中に家族ではない何かがいるという。私は特に何も感じなかったが、憑き物には侵しがたい存在であるらしい。

だからかは知らないがこの後、この手の事に怯えた友人や姉は私の周りに避難してくるようになった。私自身には祓う力はないが、私を守るものがそのような力を持っていて害をなそうとするものを祓うようなのだ。

姉は見えるようになってからはかなり霊たちにアピールされるようで、部屋で寝ているときにかなり絡まれていたのだ。70p幅の狭い廊下を隔てた扉の向こうで深夜唐突にそれは始まるという。

遠くから太鼓の音が聞こえる。そしてゆっくりと体が宙に浮き、紫色の光が瞼を通して入り込んでくる。怖くて目を閉じていたら、無理やり目を開けられるという。

そして、その眼には狐のようなものが自分の腹の上で輪を描きおどっているという。狐たちは決まった踊りを一通り踊り終わると、一礼をしてふっと消える。

そして姉の体はドスンと布団に落ちる。その瞬間体の自由が戻るという。この現象は何回か繰り返されていて、姉はその都度隣の部屋の私を呼ぼうとしていたらしい。

しかし、その最中は声が出ず、それが終わると不思議と誰にも言う気がしなかったという。

この話を聞いたとき、弟は怖がっていたが、私は全然怖くなかった。紫色の光は神的なものだし、この土地は稲荷神社の土地だ。狐たち、太鼓となるとその関係者だと思った。

だから、『面白いことするなあ、何の意味があるんやろ。』とだけ思った。

姉はそれを狐のもののけととらえたが、私は神社の狐ととらえて守られていると安心をした。そもそも、狐のもののけが金縛りを起こさせるほど侵食してきていたら、姉は獣のように豹変している。

そのことを姉に話して、納得させてからはなぜか一度も姉の腹の上で狐が踊ることはなくなった。おそらく土地神としての目的は達成されたのだと思う。それが何かはわからないが。
posted by amanouzume at 10:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月30日

家相の悪い家A

それから数日後、私は学校から帰ってすぐに魚釣りに出かけ、遊び疲れて午後5時ごろに家に帰った。こたつに入って祖父のみていた相撲を何となく観戦していた。

だが、やたらと眠い。見ると弟もこたつで寝ている。

二階から誰かが下りてくる足音がして、この時間なら姉だとわかる。姉は今に入ってそこに寝転がっていた私を見て、

「なんであんたここにおるの?今二階で布団敷いて寝てたやん。」

驚愕する姉の顔を見て嘘とは思えず、しかし誰も二階にはいないのだ。なのに私が寝ていたという。

「俺は帰ってからずっとここやし、弟もここでもっと前から寝てたで。」

「そうじゃ、ワシがここに入ってきてからこいつ帰ってきて、ここに座ったんじゃ。二階なんぞ上がっておらんぞ。」

「それやったら、さっきの寝てた人は誰よ。」

あの部屋で誰かが寝ていたのは初めてではなく、これまでは気のせいだと思っていたのだが、今日ははっきりと誰もいないはずの部屋で誰かが寝ていたのだ。

「もしかして幽霊?」

私は立ち上がって見に行くと言った。すると祖父は木刀を私に渡し、気を付けていけと言った。足音を立てずに二階に上がり、そっと自分の部屋をのぞいてみた。

そこには誰も寝ておらず、それどころか布団すら引いてなかった。だが、何となく子供心に分かった。自分が寝ているからそいつは、私たち兄弟には部屋に来てほしくなかったのだ。

それで私も弟も居間で眠らせれていたのだ。
posted by amanouzume at 13:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月28日

家相の悪い家@

昔、私の実家には幽霊が住んでいた。唐突にこんなこと書くとこの人おかしいんじゃないの?とも思われるだろうが、事実だからしょうがない。

私が生まれ育った実家は今は建て替えられてなくなってしまったが、その時実家にいた幽霊たちは一部は成仏し、一部は私の家に引っ越してきた。

20数年間一緒に暮らしてきた連中で、別に悪いことはしないのでほったらかしにしている。そもそも私には土地神の眷属がついているので、地縛霊ぐらいでは手を出せない。穢れの蟲も祓ってくれている。

それはさておき、私の生まれた実家は幽霊が住んでいた。実家は祖父・両親・姉と弟との6人家族だった。ある日、私たち子供は学校へ、両親は仕事に出かけ、その後祖父は一人で家にいた。彼の仕事場は自宅であり、村で一軒だけの自転車屋だった。

客のパンク修理を終え、一服しようと今に上がったのは午後3時ごろだった。

誰もいないはずの二階で足音がするのだ。祖父は何の霊能力もない(というか私同様、その力を封じている)人間で、普段から幽霊など見ない。当然、霊の足音は聞こえない。

だから、その足音を人間だと思った。普通の老人なら隣に交番があるのだから助けを呼んだだろう。ところが武家の血を引く者である、刺すのはダメだと包丁はやめて、パイプレンチを握って抜き足、忍び足で二階に上がった。

祖父は自分の手で泥棒をつかめようとしたのだ。階段を上がり相手の退路を塞ぎながら、部屋を一つ一つ見て回った。気配はある。その気配を人だと思い込んでいる祖父は警戒しながら最後の部屋を開けた。

人が階段を下りた足音はしない。もう一度、人の気配に注意しながら各部屋を見た。
残るは押入れだ。懐中電灯を片手に奥まで入った。

畳3畳分のスペースを縦に並べた押入れは、いつも気味悪い空気を持っていたが、当然そこには人はいなかった。祖父は呆然としながらも仕事場に戻りパイプレンチを置き、再び居間に帰った。

翌日、我が家の居間には木刀が置かれていた。こんな物騒なものをなぜ?と聞くと祖父は

『用心のためや、泥棒がおるからな。』

といった。私がこの時の泥棒の意味を知るのはかなり後の話である。
posted by amanouzume at 10:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月25日

過度の期待が子供を殺す最終話

「なあ、おっちゃん。俺の部屋なあ、おかしいんや。天井から蟲が出てくるねん。壁からも出てくる。真っ黒な蟲でな。目も口もないんや。それで、出てきたかと思うと天井や床に潜り込んで消えるんや。こんなん見えるって、俺おかしくなってしもたんかなあ。」

行きつけの散髪屋の店主に浩二はこう言った。店主は

「さあ、わからんけど、気にせんと放っておけばいいやん。」

とあしらった。

娘が自殺、夫が自宅で病死、その夫はかなりやせていたらしいということは店主も知っていた。恵美子は店主の同級生でもあり、性格もよく知っている。あまり深入りしてもめ事に巻き込まれたくなかったのだろう。

部屋に戻った浩二は思い出した。

「そうか、母さんには君たちは見えないんやったな。妹と父さんは見えていたようだったな。」

しばらく蟲を見て浩二は自嘲気味に笑う。その足に蟲が這い上がり、胸から蟲が浮き出たりしている。

「死ぬ前の人間にしか見えへん蟲か・・・・。」

最近、2時間ほど記憶が飛ぶこともある。その間何をしていたのか分からない。全く動かなかったのか、何かしていたのか・・・、時々気づけば母がヒステリックに叫んでいることもある。

そんな気の狂ってしまったみたいな自分が、浩二はたまらなく嫌だった。ずっと考えていたことがある。この苦しみから解放される方法・・・・。

「君たちはそれを後押しする存在なんだね。」

この蟲の存在する理由を浩二は正しく理解した。

「こいつらのご褒美はなんなんだろう。」

頭は重く、目は幕を張ったようで、周りを白く濁ったように映す。もう何も考えられなかった。

ただ、手にしたロープの環の中に自分の頭をゆっくりと突っ込んで、首の前でロープを両手で持つ。あとは簡単だった。

浩二は机をけって飛んだ。首に衝撃を受けた後は何も感じなかった。

こうして恵美子は一人になった。今も彼女は3人の家族を死に追いやったのは自分だとは思っていない。ただ、自ら死を選んだ3人を『情けない』と思っている。

「期待に応えられないなんて、なんて情けない。」
posted by amanouzume at 00:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする